こんにちは、アーティストで起業家の「ともは」です。
画歴20年の画家で、現在は会社経営しながらアートコーチングをしています!
東京藝術大学日本画科を卒業し、ドイツで現代アートを学んできました。
このブログでは「オトナの学び場」をテーマにアート情報を発信しています。
皆さんは、美術界の三大巨匠はご存じでしょうか?
- レオナルド・ダ・ヴィンチ
- ミケランジェロ・ブオナローティ
- ラファエロ・サンティ
このお三方ですね!
ルネッサンス期を代表する芸術家たちです。
常識といっても過言ではない方々ですね。
映画のモチーフとしても大人気の方から紹介していきます。
万能のきまぐれな天才【レオナルド・ダ・ヴィンチ】
絵画・科学・建築などなどさまざまな分野で著しい結果を残し、万能の天才と呼ばれた人です。
時には、他分野に心を奪われ、本業の絵画を完成させることができずなかなか作品を完成させることができなかったそうです。
未完の画家とも呼ばれています。
そ〜〜〜んなことは、ググれば2秒で分かるので、ご存知の方も多いですよね!
重要なことは「1番有名な画家 = レオナルド・ダ・ヴィンチ」というところです。
ここテストに出ます✨
彼の作品は、後世さまざまな作品に引用されていくので、ぜひ覚えておいてください。
ダ・ヴィンチの代表作
これ以上有名な絵画は存在しないので、トップオブトップです。
特にモナリザと最後の晩餐ですね。
これを見ていただいて分かる通り、モチーフはキリスト教・新約聖書となります。
作品の凄さも確かにありますが「これが一番」だと都合がいい世界。
そんな現状があるのも事実です。
アートの見方は、自由です。
ですが、戒律に厳しい一神教の宗教が一番有名という矛盾が美術をさらにややこしくしているとも言えます。
ダ・ヴィンチの作品を比較の基準値として定規にすることができれば、ただなんとなく作品を眺めてぼんやりすることはなくなります!
現代アートにしろ、日本画にしろ、アフリカ美術にしろ基準値、資金石を用意することで理解は深まりますよ。
激情のワンマン社長【ミケランジェロ】
彫刻も絵画もレジェンドな本物の天才!
いやぁ凄まじいです。
美術大学の入学試験で石工像を描くのですが、ほとんど紀元前のギリシャ彫刻です。
その中でミケランジェロ作の「ダビデ」はスタメン・レギュラーとして君臨しています。
時代背景的に、はっきりとしたカミングアウトはありませんでしたが同性愛者だったのではないかとも言われています。
マッチョフェチなのは間違い無いですね!
相当好きなんでしょうね!!
熱量を込めるには強烈な「好き!」が大事だと改めて思います。
「俺についてこれないやつは去れ!」
と雑用係のアシスタントを1人残してその他全員を解雇してしまって、4年かけて描いた作品が下の絵です。
ミケランジェロの代表作
美術大学の入学試験では一次試験に12時間の石膏デッサンがあります。
僕もダビデとは数十時間は睨めっこしてきたので、ミケランジェロの弟子と言っても過言ではありません。
師匠に恥じないように「好き!」を体現していこうと思います!!
世渡り上手でモテ男【ラファエロ】
今で言うところのインフルエンサーでしょうか。
顔もよく才能もあって、社交的。
幼い頃に両親を亡くしていて影もある……
もう、誰も放ってはおかないですよね!
ラファエロ代表作
彼は、37歳の若さで亡くなってしまいました。
多忙な社交生活が健康を損なう原因ともなったと言われています。
健康には気をつけていきたいですね。
ビジネスに私生活にARTを活かすには
まず、前提として「作品理解」と「アート鑑賞」は別物です。
今回、あえて作家紹介を巨匠たちには失礼ながら、雑な感じでざっくりお伝えしました。
作品理解のためには、膨大な文化背景、歴史、美術史への理解が必要になります。
これはインスピレーションを得るための努力というところですね。
しかし、フラットに見たい場合は余計な知識が邪魔をしてくるという側面もあります。
アート鑑賞においては、今回の紹介のようにざっくりとした知識でもって、サプリでも取るようにインスタントにアートを眺めていくのもありです。
アートには凝縮された情報や問題提起が隠されているので、ぼぅっと見ているだけでも感情が動いてきます。
それを言葉にしたり表現していくことで「アート鑑賞」できています。
身構えずにフラットな気持ちで絵と向き合い、むしろ自分と対話していくという方が主軸になります。
それに特化した、アートリトリート体験なども行っているので興味のある方はご連絡ください。