こんにちは!tomoです。
今回は、東京都現代美術館で開催中のオラファー・エリアソン 『ときに川は橋となる』展について書いていきます。
開催期間:2020年6月9日(火)~9月27日(日)
場所:東京都現代美術館
このブログでは『アートリテラシーを高めて豊かな人生を目指す』をテーマに発信しています。
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今回取り上げるオラファー・エリアソンは、私のあこがれの存在です。彼を追いかけてドイツ留学までしてしまったといっても過言ではないです。結局会うことはできませんでしたが、ベルリン芸大まで行ってオラファーを探したのはいい思い出です。
この展覧会はこんな方にオススメ
・現代アートってなんだか面白そう
・オシャレなデートスポットを探している
・科学や環境に興味がある・・・あとアートも少し
オラファー・エリアソンについて
・1967年、コペンハーゲン(デンマーク)生まれ。
・現在、ベルリンとコペンハーゲンを拠点に活動。
・アイスランドとデンマークで生まれ育ち、1989年から1995年までデンマーク王立美術アカデミーで学ぶ。
・年、ベルリンに渡り、スタジオ・オラファー・エリアソンを設立。
・スタジオは現在、技術者、建築家、研究者、美術史家、料理人等、100名を超えるメンバーで構成されている。
・2014年、建築家のセバスチャン・ベーマンと共同でスタジオ・アザー・スペーシズを設立。
光や水、霧などの自然現象を新しい知覚体験として屋内外に再現する作品を数多く手がけ、世界的に高く評価されている。日本での主な個展は原美術館(2005年、東京)、金沢21世紀美術館(2009-10年、石川)がある。説明だけ聞くと想像しづらいと思います。体感型のアート作品が多く、鑑賞者を巻き込んだインスタレーションや圧倒的スケールのプロジェクトなどが特徴です。
先日紹介したピーター・ドイグとは全く別のベクトルですが、彼もまた現代美術界のトップランナーです。
ピーター・ドイグについて↓
展覧会の見どころ
本展では、オラファー・エリアソンの制作スタイルの根幹につながる実験の成果を垣間見ることができます。
正直、『アート』を見ようと思っていくと「これがアートか?」となる方もいると思います。
オラファー・エリアソンの真価は美術館という枠組みを飛び越えるか超えないかの境界線に現れるのではないかと思っています。それは彼の運営していた研究室の「空間実験室」という名称にも表れている気がします。
NYの街に巨大な滝を作ったり、ロンドンの美術館に太陽を出現させたり、長大な川を緑に染めたりしてきました。そうしたスケール感を感じることができる圧倒的体験は残念ながら得ることはできませんでした。
ですが、私はオラファー・エリアソンのファンでもあるので、作品の一端や彼の研究室の取り組みなどの公開資料を見ることができて満足できました。
根本にあるのは「サスティナブルな社会に世界を変えるには?」という問いとアクションを見せてくれます。それを見た人々がなにかを感じ、持続可能な世界のためにアクションを起こすのを期待する。
これがオラファー・エリアソンのスタイルです。ともすれば野暮ったくなりそうなテーマですが、オシャレで先鋭的なオラファーの作品は見る人に鮮烈な印象をあたえてくれます。
ぜひこの機会に作品を見に行ってください。アートリテラシーが高まること間違いないです。
それではまた!