こんにちはtomoです!
絵を20年描いてきて、高校美術教師として6年以上の指導経験のある僕が、必ず1枚仕上げる方法を教えます。
生徒の中には…
- 全くやる気がない
- やる気はあっても続かない
- 不器用
- ネガティブ などなど
様々なタイプの生徒がいますが、これまでほぼ全員に絵を完成させてきました!
しかもここ数年はほとんど苦労していません!
大切なのは…
- 魅力的な課題
- 正しい準備
- 分かりやすいステップ
これを踏めば誰でもゴールまで楽しく行けるのです!
そしてこの「できた!」という体験が次のやる気につながります!
それでは解説していきます。
【1番大切】メンタルを準備しよう!
![](https://tomo-artliteracy.com/wp-content/uploads/2021/07/neonbrand-WwrQnL0Gi1c-unsplash-edited.jpg)
![フー](https://tomo-artliteracy.com/wp-content/uploads/2020/09/c66ed1fbcedda9ac302f2f440766d047-e1599263888459.png)
そう思う方も多いと思いますが、メンタルこそ最も大切です。
そう・・・「やる気」です!
![フー](https://tomo-artliteracy.com/wp-content/uploads/2020/09/91a9a4a73de7eb2953a22e19cf52a8c1-e1599356972903.png)
はい、その通りだと思います。
つまりあなたは凄いです!
人類の1%以下に相当する希少人種だと思います。
しかし、大人になるにつれて絵を描くことのハードルはグングン上がっていくものです。
ましてや、この記事にたどり着くような「アートリテラシー」の高いあなたは、おそらくゴッホやピカソやシャガールの絵を具体的に思い浮かべることができますよね?
または絵の上手い友人の作品なども頭に浮かぶのではないでしょうか?
そういう方はイメージと実際の自分の絵のギャップに耐えられないことがあります。
せっかく「やる気」のあるあなたに絵を続けて欲しい!
そう思ってこの記事を書いています。
絵を続けるための「3つのポイント」
絵を続けるための3つのポイント
- 上手く描かない
- イメージを優先する
- 細かい形にこだわらない
これを忘れないようにしてください。
3つのポイントをスクショしておくか、このページを開きながら絵を描いてくださいw
上手く描かない「分かっているけど期待しちゃう」
![](https://tomo-artliteracy.com/wp-content/uploads/2021/07/oekaki-2009817_1920.jpg)
絵を描くことは、身体的なものなのでいきなり上手くはできません。
野球だって急に始めていきなり上手にはできないということと同じです。
イメージを優先する「上手く嘘をつく」
![](https://tomo-artliteracy.com/wp-content/uploads/2021/07/writing-3209899_1920.jpg)
見えた形、色、模様など絵を描こうとすると様々な情報が目に入ります。
しかし、絵画を描く場合は、そこまで厳密にモチーフの情報を再現する必要はありません。
むしろ、自分のイメージこそ最も大切になります。
こう感じた!ここが好き。
そういう感情・感性こそ、あなたにしか無い大切な宝です!
誤解を恐れずに言えば「上手く嘘をつく」ことは絵画や芸術の表現には欠かせないのです。
細かい形にこだわらない「大切なことは中身」
![](https://tomo-artliteracy.com/wp-content/uploads/2021/07/checklist-2470549_1920.jpg)
「見たままに」とか「写真の通りにしよう」などの理由で描かないように気をつけましょう。
大切なことはあなたの「感動」そのものです。
資料をそのまま写すことは、コピー機でもできます。
あなたには、あなたにしかできない表現があります。
少し形が崩れたって「らしさ」を出すためにはその方が良い場合もあるんです。
大事なことは中身なので「感動」や「思い出」や「作品で伝えたいこと」を表現することが重要です。
【目的に合わせて】道具を準備しよう
![](https://tomo-artliteracy.com/wp-content/uploads/2020/12/kai-oberhauser-_Zu-9injbWc-unsplash.jpg)
絵を描く道具には・・・
・絵具
・パレット
・筆
・鉛筆
・消しゴム
・バケツ
・雑巾(ウエスなど)
これらの道具があれば絵は描けます。
おそらく、家の中を探せば大体の物は揃うのではないでしょうか?
しかし、あまりオススメしません…。
なぜなら、埃をかぶったその道具に『ワクワク』するでしょうか?
![フー](https://tomo-artliteracy.com/wp-content/uploads/2020/09/fb07c617c33e2793166364a06abfa8f7-e1599356897881.png)
それもあまり良くないです。
You Tubeなどで「100均の道具で描いてみた」などの動画を見たことはありませんか?
確かに、100均の道具でもそれなりの表現は可能です。
しかし、その表現者は熟練の技能を既に持っている人なのです。
その人は100均の道具だけでこれまで活動してきた訳ではないのです。
動画を見てくれる人が多いから100均の道具を使ってみただけです。
良い道具は作り手を助けてくれます。
発色が綺麗だったり、塗りやすかったり、耐久性も段違いです。
表現に合わせて適切な道具を選べば、技術などなくても効果的な表現はできます。
そして、一番はモチベーションです。
またメンタルの話w
ちゃんとした道具を揃えるにはそれなりにお金がかかります。
それにこそ価値があります!
人間は「損」を嫌います。
せっかく道具を揃えたのだからちゃんとやろう。
きっとそう思うはずです。
想像してみてください。
100均で絵具とキャンバスと筆を買って、紙コップとテッシュにシャーペンで描けば、1000円もかけずに始められます。
それで1枚描けたとします。
はたして、2枚目3枚目と続けていけるでしょうか?
「いまやめても損するのは数百円だし1枚描けたからいいや」
そう言わない自信のある方、ちょっと試しにやってみたいだけ、という方はいいと思います。
「絵を誰かに見せたい」
「自分が満足する絵を描き続けたい」
「絵を買ってもらって誰かに喜んで欲しい」
そう思っている方は、プロと同じ道具を使いましょう!
プロといっても、高級なものばかりを使っているわけではないので安心してください。
それではまた!
アートスクール【アクリル・日本画・デッサン】技法と工程&画材紹介↓
アートスクール【アクリル・日本画・デッサン】技法と工程&画材紹介
ぼくの作品や経歴に興味のある方はこちら↓作品:ポートフォリオ 経歴:プロフィール本ブログのテーマである「アートリテラシーを高めて豊かな人生を楽しむ」ためには、絵を描いたりするなど作品を作ることも勧めて...
こんにちはtomoです!画歴20年の画家で、東京藝術大学を卒業しドイツ留学を経て、現代アーティスト、高校美術教師として活動しています。このブログでは「アートリテラシーを高めて豊かな人生を目指す」をテー...