【東京藝大卒が語る】美大生あるある10選!バイト・服装・就職など

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こんにちはtomoです!

ぼくは東京藝大を2013年に卒業し、現在は高校美術教師をしつつブログを書いたりデザインの仕事をしたりしています。

今回は、美大生あるあるを書いていきます。

美大に興味がある、美大生ってどんな感じ?

そんな疑問を解消できる記事にしていきます!

この記事を読むメリット

・美大生の生態がわかる

・美大生への幻想が壊れる・・・?

・これから美大生になる人へのアドバイスあり!

それでは書いていきます。

美大生の絵はやっぱり上手い!?

https://twitter.com/tatsuyasu3915/status/313337245237121024

確かに上手です!

でも人によってずいぶん差があります。

目指している将来像や趣味によってもずいぶん変わるんです。

デッサン力はあるので、写したりすることは皆上手です。

イラストや漫画、グラフィティ、似顔絵などはまた違った技術が必要なんですよね〜。

ふとした落書きが激ウマ!とかってのはあるあるですねw

美大生の服装は汚い!?

藝大の場合、音校との比較があるのでそれはもう明らかに違います(笑)

校門の前でしばらく入っていく人を眺めているだけで、どっちが美校生で音校生かすぐにわかるようになります。

美大生の服装は学部によってずいぶん印象が変わります。

彫刻・・・つなぎ、頭にタオル、ゴツいピアス

油絵・・・つなぎ、Tシャツジーパン、ゴスロリ、レディー・ガガみたいな人もいました

日本画・・・森ガール、素朴、シャツにチノパン

建築、デザイン科・・・モノクロ、オールバック、デカめのヘッドホン

工芸科・・・つなぎ、素朴、小物にこだわる

芸術学・・・素朴、シャツにチノパン

偏見もあるので参考までに!

ぼく自身は日本画出身です。

そんなに変な格好はしてなかったと思うのですが、語学学校に通っている時に早稲田の人にファッションについてずいぶん驚かれました。

あれは・・・どういう意味だったのだろう(笑)

美大生の就活は「やったら負け組」の空気

就職とか・・・全く考えたことなかったですね。

多分、美大にいる人皆そうです。

教授もそうだから。

そもそも大学に入るために「2、3浪することが当たり前なクレイジー大学だ」という認識が過去の自分を含めて全くありませんでした!

浪人することを普通のことだと思ってました。

教授や助手さんのことを「妖精」と呼ぶ画家の同級生もいます。

まさにそうだなあと思います。

ファンタジーの住人と言えますねw

はい名誉挽回!

デザイン科や建築科はまた違います。

彼らはセンター試験も東大並に得点を取り、就職を意識してなるべく現役で入ろうとしてきます。

建築の方はそこまで現役に拘らない?ようですが、就職の意識は全然違いますね。

芸術学の方で強者は東大合格を蹴って藝大に来るそうです・・・すごすぎます。

美大生のアルバイトは多彩

珍しいバイトをしている美大生は少なくないと思います。

ぼくの知っているところでは・・・

・ディズニーランドの内装工事

・有名アーティストのアシスタント

・壁画制作

・ギャラリーの手伝い

・ゲーム制作会社のアシスタント(そこから就職という人も多かった)

・似顔絵師

・原型師

・予備校講師

ぼくも天野喜孝先生のアトリエを見せてもらったり、カイカイキキ(村上隆の会社)の手伝いなどのチャンスがありました。

「慢心しそうで嫌だ!」とか当時めっちゃ尖ってたので断りました(笑)

今ならやってたかも?

似顔絵のバイトは時給2500円とかであってすごく楽しかったです!

たしかGalaxyの最新機種のPR案件でした。

期間限定だったのでそんなに長くはできませんでしたが^^

他にもガチャガチャの原型師の仕事など面白い特殊なバイトはあるところにはあるようです!

美大とはいえコミュ力めっちゃ大事ですね〜。

だいたい先輩・助手さんから紹介とか、同級生から流れてくるといったケースが多いようなので、むやみに人付き合いを断っているとチャンスもやってこないです。

アシスタントや「手に職」系はそのまま就職や長いこと雇用してくれるケースも珍しくないようですよ。

あ、ちょっとそっち系の画廊で「縛られる」というバイトをされている方もいました。

ほんとに皆さん色々されてます!

美大生の一日

学年によってずいぶん変わるかと思います。

学部1、2年のまだ模索していたころは、午前中授業、午後は制作課題といった感じで過ごしていました。

そのあとは友人宅で飲み会したり、バイトしたり、趣味に没頭したりしてました。

学部3年あたりで方針が決まってきたりすると、それぞれ忙しくなってくるって感じですかね。

ぼくは留学する準備や、キャリア作りのためにコンクールに応募したりしていました。

ギャラリー回りもこの辺りが一番行っていましたね。

修行僧のように(笑)

よかったら参考にしてください↓

【現代アート】東京トップギャラリー25選プラン提案&廻り方徹底解説

美大の学園祭は異様にクオリティが高い!

2019年の藝祭の様子です。

藝大名物・神輿!

すげぇ!!

うん、すごすぎますよね!

これほとんど発泡スチロールでできてるんですよ?

トラウマになるくらい発泡スチロールの粉にまみれながら作るんですよね〜。

あれは、なんか色々とドラマを産みます!

恋も芽生えることも少なくないです。

「藝祭マジック」と名前までついています。

「藝祭マジック」はある!(実績)

実体験です(笑)

藝祭は良くも悪くも仲良くなります。

科をこえて、学部をこえていろんな人と関りを持てるので、すごく楽しいです。

とはいえかなりしんどい準備とかも沢山あるので、それを時間をかけて一生懸命準備していくと距離が近くなるので・・・

親密になりやすいってわけですね。

「ゲレンデマジック」と理屈は同じです!

デメリットも同じ(笑)

一番の魅力的に見える状況で惹かれあってしまったので、その後の日常では・・・

「あれ?」

「こんなはずでは・・・」

といった感じになりがちです。

tomotomo
2か月でフラれました・・・

鉛筆けずりを使わないのに死ぬほど鉛筆を使う

https://idea.kawahara.ac.jp/blog/30425/

こんな感じでめっちゃ芯をだして鉛筆を使います。

カッターで削るんですね。

何でこんなことをするかというと、一日に6時間とか10時間とかデッサンをしてると削る時間がもったいないので長めに芯をだしておきます。

専用の鉛筆を使うので芯は案外折れないんですよ。

「9Hはもはや武器!」

というのは伝わる人には伝わりますかね?

「ヌード」デッサンに興奮しない

これは諸説あります(笑)

テンションが上がらないという意味ではないです。

性的な意味で興奮しない、という意味です。

モチベーションが上がる=興奮してる

と捉えれば興奮は・・・してますね。

でもその欲求は、作品・デッサンに向かうので安心してください(笑)

この辺の話は、ヌードデッサンなどしたことのない人からするとかなり刺激的らしいので、飲み会でうけます。

実際は、何人も同じように真剣に絵を描く人がたくさんいる状況なので、集中していれば本当になんとも思わないです。

男性・女性のモデルさんがいるので、そこもフェアだと思います・・・。

ぼくは男性ヌードを描く場面にであったことないですが、できればやってみたかったですね。

美術予備校、美大を卒業した後やヌードデッサン会など参加しないと本当に機会が無いです。

意外とヌードデッサン会のコミュニティは多いので本気で描きたければ、探してみてください。

皆さん真剣なので、もれなくめっちゃ真面目な感じですよ。

美大生は「変わり者が多い」という偏見

最後のあるあるです。

確かに変わってる人は多いです。

しかし、どこか演じているというか、そもそも人間それぞれ変わっているところってありますよね?

「美大」はそんな「変わっている」ところを隠さなくていいので、それが表出しているって感じです!

変態的な趣味を公言したり、好きなもので全身固めたり、ゴミをあさってたりしても誰も文句を言わない。

・・・限度はありますけどね(同級生や後輩にもガチ説教されたこともあります汗)

「自己表現」という大義名分があるのでなんでも許される空気があるだけです。

ぼくにとっては結構、理想郷のイメージだったりします。

世の中みんな美大のようだったらいいのに、と真剣に思います。

絵や芸術全般が苦手という人もいるので、極論ですが。

美大は、非常に他人に対して「寛容」なんです。

真面目な人は多いですし、それぞれすごく真摯に自分と向き合っていたりして。

この記事を書いている2021年は、他者に対してあまりにも不寛容だったり攻撃的だったりしています。

芸能人やインフルエンサーなども少しのことですぐに大炎上。

「有名税の増税化」なんて表現されている方もいました。

もっと他人に対して寛容なダイバーシティを目指してたいですね。

アートで心を豊かにしていきましょう!

ではまた。

美大生に読んでほしい記事を書いています↓