【日本画の基礎知識】正しい胡粉の作り方をやさしく解説

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Hallo!

こんにちはtomoです!

画歴20年の画家で、東京藝術大学日本画科を卒業しドイツ留学を経て、現代アーティスト、教師、デザイナー、ブロガーとして活動しています。

このブログでは「アートリテラシーを高めて豊かな人生を目指す」をテーマに発信しています。

日本画の特色の一つである「胡粉」の作り方を紹介していきます。

胡粉は牡蠣殻などを粉末状にしたものです。白い絵具として日本画で使われています。

この動画だけでもほとんど説明してくれています↓

ポイントとなる部分を文章でも書いているのでぜひ最後まで読んでください。

必要な道具一覧

胡粉の作り方:道具一覧

  • 胡粉
  • 膠用の容器(ぼくは100均のビーカーを使ってます)
  • 乳鉢
  • 乳棒
  • お皿 など

空ずりして胡粉を用意します

乳鉢・乳棒
tomotomo
乳鉢で胡粉をすります!
フーフー
なんで?
tomotomo
粒子の大きさを揃えるためだよ!すればするほど白くなるよ

膠を少しずつ入れる

膠を入れる前
膠を入れ始めました
tomotomo
膠は少しずつ入れましょう!
tomotomo
多すぎると永久に団子になりません・・・

お団子を作る

だいぶまとまってきました
お団子状になりました
フーフー
おいしそう!
tomotomo
おいしくないよ

100叩き

tomotomo
100回お皿に叩きつけます
フーフー
なんで?
tomotomo
膠を胡粉の粒粒にしっかり纏わせるためだよ!

お皿に貼り付けて伸ばす

tomotomo
これは超ポイントです!
フーフー
なんで?
tomotomo
団子に水をかけるとずっと転がって溶けません・・・

丁寧に溶く

tomotomo
ここまでくればもう安心!少しずつ水を入れて溶きます

完成!

フーフー
できた!
tomotomo
塗り立てはそこまで白くありませんが乾くととっても白くなります

胡粉には色々と種類があって、盛り上げ用の胡粉などもあります。

基本は同じ作り方なので色々と試してみてください!

出典:喜屋HP http://kiya.ehoh.net/sample/gofun.html

それではまた!

Tschüs!