【ライゾマティクスとは?】華々しい映像の裏に膨大なトライ&エラー

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東京都現代美術館で開催されている、ライゾマティクス_マルティプレックス展に行ってきました。

今回は【ライゾマティクス】の代表作についてと制作の姿勢やビジョン、展覧会情報などをまとめていきます。

≫展覧会の会期・場所の確認はこちら

ライゾマティクスは前々から、ずっと注目してきました!

メディアとアートを技術に走りすぎず、うまく組み合わせることはそう簡単にできることではありません。

しかし、それを現在形にしつつあるのが・・・

ライゾマティクス、チームラボ、落合陽一などです。

技術的な壁を超え、さらにアートの域まで表現を押し上げる。これは並大抵のことではありません。

膨大なトライ&エラーを繰り返しています。

ライゾマティクス代表の真鍋大度さんは、

「偶然の成功より、上手くいかない理由を知りたい」

と言っていました。

その努力の結晶である、作品や制作に対するビジョンをまとめていきます!

この記事を読んで欲しい人

・ライゾマティクスがどんな人たちか知りたい

・これからのアートがどうなっていくのか気になる

・ライゾマティクスの代表作は?

ライゾマティクスへの期待や展望にはアート界、ビジネス界、エンタメ業界等さまざまな界隈からの熱い視線が送られています。

ライゾマティクスを知っておくことで少し未来の明るいテクノロジーの姿が見えてきます。

この記事を読むメリット

・ライゾマティクスについて知れる

・テクノロジーとアートの最先端を知れる

・アートとエンタメの違いがはっきりとわかる

tomotomo
改めましてこんにちはtomoです!
画歴20年の画家で、現在は高校美術教師をしています。
東京芸術大学を卒業し、ドイツで現代アートを勉強してきました。
今回はメディアアートの代表格ライゾマティクスを紹介していきます。

【ライゾマティクス】とは?

ライゾマティクスは、設立以来、常に人とテクノロジーの関係を探求しています。

−「新しい領域を切り開き世界をより面白くする」

そんな使命感と野望を持って2006年に株式会社ライゾマティクスを設立されました。

コラボレーションしてきたアーティスト

  • ビョーク
  • スクエアプレッシャー
  • Perfume
  • ELEVENPLAY
  • 狂言師・野村萬斎 など
フーフー
すごいメンバーだね!
なんでこんなに注目されているの!?
tomotomo
技術的に優れていること、参入障壁が高くプレーヤーが少ないこと、アートとデジタルの融合というトレンドにのっているからだよ!
ジャンルでいうと「メディアアート」になるよ
フーフー
なるほど!
たしかにアートとデジタルの融合は気になる〜!

【ライゾマティクス】の代表作

ここからはライゾマティクスの代表作を見ていきます。

エンタメとアートの境なく展開しているところがライゾマティクスの良さだと思うので、あえてカテゴリーわけせず時系列で並べていきます。

【electric stimulus to face】 真鍋大度 

October 01, 2008

tomotomo
12年も前にアップされた動画で、現在184万回再生されています!

【Spring of Life】 Perfume 

March 01, 2012

https://rhizomatiks.com/work/springoflifemv/

tomotomo
エンタメとしてMVやライブの演出なども手がけています。
Perfumeとのコラボは有名ですね!

【cube (for SonarSound Tokyo Festival 2013) 】 ELEVENPLAY x Rhizomatiks Research

March 01, 2013

tomotomo
プロジェクションマッピングを使った演出、Perfumeの振付師としても有名なMIKIKO氏が主催するELEVENPLAYとのコラボレーション

【chains】 Rhizomatiks Research

March 01, 2016

BlockChain.infoと8箇所のBitCoin取引所のAPIからリアルタイムに情報を取得し、映像と音を生成するシステムを開発。 Transactionが発生すると徐々に音が盛り上がっていき、およそ10分に一度のBlock生成のタイミングで盛り上がりはピークとなる。BlockChainの仕組みを音と映像で表現した。

https://rhizomatiks.com/work/chains/
tomotomo
ビットコインの仕組みを利用したインスタレーション。
自動トレーディングシステムを使用した実験と共に、ブロックチェーンを可視化するシステムを開発。
こうしたフィンテックに対する取り組みが評価されてブルームバーグなどから協賛を得ているのでしょうね。

【border(2015) – another perspective – short ver】 Rhizomatiks Research + ELEVENPLAY + EVALA + Kinsei

tomotomo
こちらもELEVENPLAYとのコラボレーション。
車椅子を使った演出がさまざまな境界を溶かしていくようです!

【FORM】 野村萬斎×真鍋大度

January 01, 2017

https://rhizomatiks.com/work/form/
https://rhizomatiks.com/work/form/

2017年1月2日~3日、東京国際フォーラム・ホールB7にて上演された、日本の伝統美を最先端テクノロジーで可視化するアートパフォーマンス。総合演出は野村萬斎、映像演出は真鍋大度による。

https://rhizomatiks.com/work/form/
tomotomo
スピーカー24台を会場内に配置し、野村萬斎の所作から発生する音を拡張させて波動のように響き渡らせる。伝統芸能の新たな舞台が創出されました!

【Come Behind Me, So Good! MV】 KAZU

March 01, 2020

≫こちらのページでメイキングについての動画も見れます。

tomotomo
こちらはMVです!
非常に滑らかにCGが組み合わせられていて、違和感を感じないことに違和感という矛盾した感覚を味わえます。
デジタルネイチャー感もありますね。

【morphecore】 Daito Manabe

September 18, 2020

tomotomo
脳波から直接ダンスの動きを再現するという作品のようです!
ライゾマティクス展でも展示されていました

真鍋大度インタビュー抜粋:アートとエンタメの違い

真鍋大度、ライゾマティクスが示す唯一無二のクリエイティブとは
https://go.sonybsc.com/B/chamber51

「エンタメの場合、僕はコラボ相手のサポート的立場ですし、相手にはファンがいます。ですので、基本は『予想は裏切るけど期待には応える』と考え、ファンが望まないことはやらないようにしています。それに対してアートの場合、予想だけでなく期待も裏切って構わないと考えています。もちろん逆に過剰に期待に応えてしまってもいいと思いますし、あえて中途半端にしたり、謎かけ的に情報量を減らしたりすることもある。エンタメとアートではそうしたオーディエンスに対する姿勢が大きく変わってきます」

https://go.sonybsc.com/B/chamber51

エンタメとアートの関わり方についてかなり厳密に切り分けて活動していることが分かりますね。

組織としてプロジェクトを運営していくイメージなので、このようにはっきりと立ち位置を表明できるのだと思います。

この辺りの線引きはファインアートの理解・制作を行う上でも参考になりますね。

tomotomo
インタビューの中で、ライゾマティクスは現在ボーナスステージにいるようなものと自ら言っています。これからもますます注目されていくライゾマティクスは今後どのように進化していくのか楽しみです!

【ライゾマティクス】の組織変更

株式会社ライゾマティクスは2021年1月末より株式会社アブストラクトエンジンへと社名変更しました。

【社名】株式会社アブストラクトエンジン(旧株式会社ライゾマティクス)

ー【新チーム名】パノラマティクス(旧ライゾマティクス・アーキテクチャー)

ー【新チーム名】ライゾマティクス(旧ライゾマティクスリサーチ)

【社名】株式会社フロウプラトウ

2社の3チーム編成になって、より分かりやすくそれぞれの良さを活かして専門的に取り組みを強化していくようです。

単純なアート集団とは一線を画していますね。

アートを行うにしても、ビジネスとは切っても切れない関係がある。

こうした組織として取り組んでいるアーティストの存在は今後ますます存在感を高めていくと思います。

ライゾマティクス_マルティプレックス展 概要

2021年に設立15周年を迎えるrhizomatiks(ライゾマティクス)の個展を開催いたします。
ライゾマティクス(以下、ライゾマと表記)は、設立以来、常に人とテクノロジーの関係を探求しています。

斬新なインパクトを持つその時間/空間的表現は、国際的に高い評価を得ています。本展は、ライゾマの美術館における初の大規模個展となります。オンライン上にもハイブリッドに展開する新作やアーカイブを通して、絶え間なく変化する世界と同期する彼らの卓越した試みを複合的(=multiplex)に呈示します。

本展覧会のオンライン会場については、2021年3月30日よりこちらのURLにてご覧いただけます。
https://mot.rhizomatiks.com/

会期|2021年3月20日[土・祝]- 6月20日[日] 
休館日|月曜日(5月3日は開館)、5月6日 
開館時間|10:00-18:00(展示室入場は閉館の30分前まで)
観覧料|一般 1,500円 / 大学生・専門学校生・65歳以上 900円 / 中高生 500円 / 小学生以下無料 
※本展のチケットでMOTコレクションもご覧いただけます(現在閉館中)
※小学生以下のお客様は保護者の同伴が必要です。
※身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳をお持ちの方と、その付添いの方(2名まで)は無料になります。 
※予約優先チケットあり
※緊急事態宣言中は事前に予約優先チケットのご購入が必要になります。(https://www.e-tix.jp/mot/

会場|東京都現代美術館 企画展示室 地下2F(https://www.mot-art-museum.jp/exhibitions/rhizomatiks/
主催|公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都現代美術館 
助成|令和2年度文化庁優れた現代美術の国際発信促進事業 
協賛|ブルームバーグL.P. 
協力|株式会社アブストラクトエンジン 
技術協力|パナソニック株式会社/キヤノンマーケティングジャパン株式会社/株式会社DataSign/株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント/株式会社Kyuzan

まとめ:【ライゾマティクスとは?】華々しい映像の裏に膨大なトライ&エラー

数々の代表作のクオリティすごいですよね!

実際にライブや美術館などで体験するとさらに圧倒されます!

音の波動や空間に広がる光や振動。

五感を刺激される総合芸術です。

その裏にある膨大なトライ&エラーは想像を絶します。

先駆者のいない中で挑戦し続けることは苦難の連続だと思いますが、それを乗り越え新たなアートとして見せてくれるライゾマティクス。

これからも目が離せません!!

ではまた!

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