【実践】豊かな人生のために「アートリテラシー」を高める方法5選

「【実践】豊かな人生のために「アートリテラシー」を高める方法5選」のアイキャッチ画像

こんにちはtomoです!

画歴20年の画家で、現在は高校美術教師をしています。

東京藝術大学日本画科を卒業し、ドイツで現代アートを学んできました。

このブログでは「アートリテラシーを高めて豊かな人生を目指す」をテーマに発信しています。

フーフー
アートに興味はあるけど、何から始めればいいかわからない
tomotomo
大丈夫です!
このブログで知識・技術・機会を得られますよ!
一緒に楽しんで学んでいきましょう

そもそもアートリテラシーとは

『アートの知識、アートから情報を読み取る力、アートを表現する力』

のことです。

この記事を読んでほしい方

・アートリテラシーを高めて人生を豊かにしたい

・美術館に行きたいけど、どこに行けばいいかわからない

・アートリテラシーを高める本や画集を知りたい

アートリテラシーという言葉を知ってる時点ですでにリテラシーが高い!

そんなあなたにこのブログを読んでもらうと・・・

アートリテラシーが高めるメリット

・世界が変わって見える

・常識を疑う力が育つ

・新たな発見や創造などができる

つまり・・・人生がより豊かになります!

お金や名誉や地位があっても、あんまり幸せそうじゃない人いますよね?

もちろん、お金がないと生きていけませんが、それだけでは幸せにはなれません。

「人はパンのみにて生きるにあらず」

ぼくの好きな聖書の言葉です。

クリスチャンではありませんが!

アートリテラシーについてもっと知りたい方はこちら

【アートリテラシー】を高める5つの方法

ここからは「アートリテラシーを高める」ための具体的なアクションプランを5つ紹介します。

結論から言うと・・・

  • 美術館に行く
  • ギャラリーに行く
  • 本や画集を読む
  • 作品を作る
  • 作品を飾る

「美術館・ギャラリー」は体験をさせてくれます。

「本や画集」は、知識を補強してくれます。生活や鑑賞の質が上がります。

「作品を作る」は、自分がアーティストになることで、鑑賞の質が劇的に上がります。

「作品を飾る」は、部屋自体をアートを体験できる空間に演出します。

それでは、1つずつ詳しく見ていきますね!

【美術館】最強のアートスポットへGO!

アートリテラシーを高めるために美術館をおすすめしている理由は・・・

アートは体験するものだからです。

“百聞は一見にしかず”という言葉がある通り、実際に見に行くというのは一種の体験です。

美術館やギャラリーで、美術を体験することを最もオススメしています!

本や画集もいいですが、実際にアートのある空間に行ってみましょう。

美術館に行くことはアートリテラシーを高める王道の方法です。

あまり身構えずに、森や湖などの自然に遊びに行くように気軽に楽し見ましょう。

≫【2021年版】東京都内おすすめ展覧会|美術館展示・開催スケジュール&アート作品

ところで、日本にどれくらい美術館があると思いますか?

文部科学省の調査結果からざっと出すと文部科学省が3年おきに実施している『社会教育調査』(平成23年度)によると、美術館(美術博物館)は452施設、東京都だけで110施設もあるそうです。

tomotomo
さて110施設から、今日はどこに行こうかな?
フーフー
決めるだけで1日終わる!!

案外そんなことになりがちなのです。

お気に入りの美術館を3つほど決めておき、そこからリサーチすることをオススメします。

下記の記事では、おすすめの美術館を紹介しています。

常設展示をオススメできる美術館を基準に選びましたので、開館している日に行けばそれなりに楽しめます!

おすすめ王道の東京都の美術館に興味がある方はこちら

次は少しマニアックな美術館の紹介です。

とがった展示をしているので、小さな美術館ですがインパクトは特大です!

癒し」よりも「非日常的な刺激」を求めるならこちらがおすすめです!

それぞれに良さがあり、上で紹介した王道の美術館を入門編とすると・・・

下の記事で紹介する美術館は中級者編となっています。

オススメ個性派美術館を知りたい方はこちら

【ギャラリー】を活用しよう!無料で楽しめる最新アートスポット

ギャラリーは・・・

「よくわからない」「入りづらい」「どこにいけばいいかわからない」

などの悩みはありますせんか?

ギャラリーの種類、ギャラリーでの注意、それぞれのギャラリーの特徴についてお伝えします。

ギャラリー巡りは無料でできますし、まだまだ日常的に行っている人は少ないので知っておくだけで日々の生活や休日の質をグッと高めることができます。

そんなきっかけになれたら幸いです!

この記事を読むメリット

・レンタルギャラリーとコマーシャルギャラリーの違いがわかる

・ギャラリーでの作法がわかる

・ギャラリー巡りの地図に使える

・ギャラリーに行くことを日常の選択肢に入れることができる

ギャラリーに興味がある方はこちら

【本や画集】を読む!賢者からの知恵を学べる

続いては書籍や画集を読んだり、眺めることをおすすめします。

ここでは、書籍で得られる情報にどんな価値があるか紹介したいと思います。

美術系の本と言っても様々な種類の本があります。

美術にまつわる書籍の種類

  • 画集や参考書
  • 個人の私見をまとめたもの(タレント本が多い)
  • 芸術家自らが書いた自伝的なもの
  • 専門家の評論本や研究書
  • 美術手帖やブルータスなどの雑誌社が自ら企画編集して出版しているもの

などがあります。

美術館では圧倒的体験をできるのですが、どうしても断片的な情報になってしまいます。

なので書籍などで広く知識を持っておくとより美術を楽しむことができます。

たくさんあるので、まずは好きな芸術家が扱われているものをおすすめします。

これらの本から得られるものは「作家のバックグラウンドを知れる」ことや「直接的な思考を追体験できる」などです。

作品を見たり体験するだけでは知ることのできない、客観的情報や制作の裏側を知ることができます。

作品から直接そのメッセージを読みとれていた場合「やっぱりね!」とニヤニヤできますw

tomotomo
事前の情報を持って美術館で鑑賞すると同じ作品でも全く違って見えますよ!

おすすめの本を紹介しています。

作家の書いたもの、画集や美術史を学べるものなど色々とあるのでぜひご覧ください^^

美大生・アーティストが読むべきオススメ【アート本】厳選

雑誌や技法書、デザイン本などがたくさん読みたいという方にはこちらのほうがおすすめです。

アーティストにこそオススメ【Kindle Unlimited】デザインやイラスト本|初月無料

【作品を作る】最高のアート体験は作ること!

・作品を作る

実際に作品を作ることで、作家の苦労や楽しさ、酸いも甘いも追体験することができます。

つまり自分で作品を作ることで・・・

より深く作家の背景に共感することができるようになります!

また技術的な関心など、それまでに意識していなかった要素に気付きます。

tomotomo
グループ展や個展などの体験にも発展させることができるので、自分の世界を広げることができます

こちらの体験はセルフで始められるのでお手軽とも言えますね。

とはいえ、本格的に始めると相当な沼です(笑)

初心者向けの「基礎のデッサン」から「抽象画」や「風景画」などの描き方なども紹介しています。

「継続していくためのポイント」や「おすすめの画材」などもお伝えしていますので安心してください。

これまでにアートを続けてきたのも、これからも続けていくのも楽しいからです。

なかなか始めるのに勇気はいると思いますが、一緒に楽しんでいきましょう!

まずは下記の記事を覗いてみてください。

アートスクール【アクリル・日本画・デッサン】技法と工程&画材紹介

【作品を飾る】自宅をアートスポットに!

アートを家に飾ったり、アート性の高い家具を取り入れたりしましょう。

ポスターやポストカードを飾るだけでも違います。

ただ、飾っていてテンションが上がらないものは置いても意味が無いので・・・

あなたの好みに合って感性を高めてくれそうなものを選びましょう!

MoMA Design Store

全国にテナントショップがあったり、美術館の中のミュージアムショップで商品の取り扱いがあるMoMA(ニューヨーク近代美術館)の商品サイトです。

安いものなら数百円から、しっかりしたフレーム入りのポスターまで幅広く対応。

アートのメッカでもあるNYのMoMAセレクトなので、センスについては間違いないですね!

見てるだけでも気分が上がりますw

MoMA Design Storeはこちらから↓

MoMA STORE

セール品なども出ています。要チェックです↓

セール

おすすめ商品をいくつかピックアップしてみました!

アンリ・マティス「ダンス」フレーム入りポスター:¥3,850(税込) ↓

フレーム 11×14インチ ブラック

“AKARI(アカリ)”と名づけられたこの照明の彫刻は、イサム・ノグチと岐阜県の伝統産業である岐阜提灯との出会いの中から1952年に創り出されました。AKARIからもれる淡く優しい光は疲れた心身を癒してくれます。イサム・ノグチの作品はMoMAコレクションにも収蔵されています。通常1万5千円以上送料無料。

AKARI(アカリ) スタンドライト 1A : ¥16,500(税込) ↓

アカリ スタンドライト 1A

閉じているときは木製の表紙が美しいハードカバーブックのように見えるLumiosf(ルミオ エスエフ) ブックランプ。開くと高機能LEDが明るく輝く立体的なランプへと早変わりします。ベッドサイドや庭でのバーベキューなど、さまざまな用途に使える画期的なランプです。通常1万5千円以上送料無料。

Lumiosf(ルミオ エスエフ) ブックランプ:¥32560(税込) ↓

Lumiosf ブックランプ ウォルナット

tomotomo
オシャレな家具や絵画をかざって、より豊かな空間に身を置くことで感性は磨かれていきます。
高級なだけが良いことではないです。
思い入れや組み合わせなどによって空間は全く変わっていきます。
ちょっとした工夫で日常を楽しみましょうw

ほかにも色々と日常にアートを取り入れる方法はあります。

すてきな器で食卓を彩ったり↓

大人が惚れる和食器通販「大人の焼き物」

デザイン性の高いインテリアを揃えたりするのもいいですね↓

雑貨・インテリアセレクトショップ【Generate Design】

好きな作家のポスターやジークレー(複製品)などを飾ることによって、無意識レベルで影響を受けることができます。

ぼくも自分の作品や、バーネット・ニューマンのポスターなどを壁にかけています。

初任給で一番最初に買ったのは額とポスターでした。

最近では気軽に始められるサブスクリプション型の絵画レンタルなども始まっています!

フーフー
両親にプレゼントとかじゃ無いんだね
tomotomo
グサッ
tomotomo
・・・気軽にアートを飾ってみましょう!

【アートリテラシー】を高めて豊かな人生を目指す!

アート リテラシーを高めていくには総合的な「アート体験」が必要になります。

まず見て、知って、作って、飾って、そして見る・・・と繰り返していくことで思考は、より深く鮮やかになっていきます。

その上である程度の知識も必要になりますので以下の記事も参考になさってください。

それではまた!

最新の展覧会のレビューやアートニュースはこちら

楽しく学べるアートの基礎知識はこちら

ビジネス界隈で話題の【アート思考】についてはこちら